注文住宅を建てる際に、屋上にルーフバルコニーの設置を検討している方もいると思います。
開放的で広々としたルーフバルコニーは様々な用途に活用することができ、理想の暮らしを実現することができます。
ルーフバルコニーにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は、ルーフバルコニーのメリットやデメリットをご紹介します。
ルーフバルコニーとは?
ルーフバルコニーとは、下の階の屋根部分を利用して作られたバルコニーのことです。
ちなみに屋外のスペースで似たようなものにバルコニーやベランダなどがありますが、それぞれの違いは以下の通りです。
- 屋根があるのがベランダ
- 屋根がないのがバルコニー
ルーフバルコニーのメリット
ルーフバルコニーにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
4つのメリットをご紹介します。
部屋が広く見える
リビングなどの部屋の延長線上にルーフバルコニーを設置していると、部屋がより広く感じることができます。
部屋とルーフバルコニーがつながっていると、実際よりも視覚的に広く見えます。
屋外に広々としたスペースができる
一般的なバルコニーと比べると、ルーフバルコニーは屋根部分を有効活用するため、広いスペースにすることができます。
屋外に広々としたスペースを確保することができるため、様々な用途で活用することができます。
日当たりが良く、開放的な生活ができる
ルーフバルコニーには屋根がないため、日当たりが良く、開放的な生活ができます。
日当たりが良く広々としたスペースなので、洗濯物を干すには最適です。
庭の代わりとして使用することができる
ルーフバルコニーは庭の代わりにもなります。
特に、都心部では狭小地が多いため、庭をつくるスペースがほとんどありません。
ですから、ルーフバルコニーを庭の代わりにすればガーデニングなどの趣味の空間として活用することができます。
ルーフバルコニーのデメリット
今度は、デメリットについてご紹介したいと思います。
ルーフバルコニーには3つのデメリットがあります。
一般的な屋根に比べて工事費用が高い
ルーフバルコニーは、一般的な屋根に比べて工事費が高くなります。
屋根の部分以外にも、ルーフバルコニーに行くまでの階段の設置などで費用が掛かってきます。
定期的なお手入れやメンテナンスが必要になる
ルーフバルコニーは設置した後の日々のお手入れや定期的なメンテナンスが必要になってきます。
排水溝などは小まめにお掃除をしないと雨水による排水管のつまりなどが起こる場合があります。
また、10~20年の期間で防水工事を行う必要があり、維持費も高く掛かってしまいます。
天候に左右されることも
ルーフバルコニーには屋根がないため、天候に左右されてしまうというデメリットがあります。
雨が降っていると洗濯物を干すことができないなど、思ったように活用できない場合もあります。
最後に
今回は、ルーフバルコニーのメリットやデメリットをご紹介しました。
理想の暮らしを実現できるルーフバルコニーですがデメリットもあることを忘れずに検討してくださいね。