新築一戸建てを建てる際に、ベランダを設置するか迷っている方は多いと思います。
最近では、ベランダを設置しない新築住宅も増えてきています。
ベランダは設置した時のメリットやデメリットをよく考慮して検討したいですよね。
そこで今回は、ベランダのメリットやデメリットをご紹介します。
ベランダのメリット
ベランダを設置すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
5つのメリットをご紹介します。
洗濯物や布団を干すスペース
ベランダを設置した場合、一番多い用途としては洗濯物を干すことです。
日当たりや風通しが良いため、乾きやすく、洗濯物を干すのには最適なスペースです。
また、布団などの大きな洗濯物を干すのが楽になります。
エアコンの室外機を置くことができる
エアコンを設置する時には外に室外機を置く必要があります。
その時、ベランダがない場合は、壁に取り付けるか、配管を伸ばして1階に置くため、外観になにかしら影響が出てしまいますし、配管も長くなるので費用も多くかかってしまいます。
ベランダに設置すれば、目立ちにくく、配管も短くて済みます。
ちょっとしたくつろぎの空間ができる
ベランダは室内とは違った雰囲気を味わえる場所にもなります。
椅子やテーブルを置いて、お茶を飲んだりと、ちょっとしたくつろぎの空間にできます。
また、庭の代わりとしてガーデニングなどをする場所としても有効活用できます。
ゴミを一時保管できる場所にも
ゴミを出し忘れてしまった時などに次の収集日までにゴミを一時保管できる場所としてもベランダは活用できます。
外に置いておくことで、臭いなども気になりませんし、室内に余計なスペースを取ることもありません。
災害時の避難場所としても使える
ベランダは、災害時の避難場所としても活用できます。
災害時に1階の玄関から出られない場合にはベランダに一時避難して、そこから助けを呼ぶことができます。
ベランダのデメリット
ベランダにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
3つのデメリットをご紹介します。
掃除などのお手入れの手間がかかる
ベランダは屋外のスペースなので、当然、外から来るほこりや落ち葉、鳥のフンなどが落ちてくるので、定期的に掃除をする必要があります。
特に、排水溝は小まめに掃除していないと、ゴミなどが排水溝に詰まってしまい、大雨が降った時にベランダが水浸しになってしまう危険があります。
定期的なメンテナンスが必要
ベランダは経年劣化により雨漏りのリスクが高くなるので、定期的に塗り替えなどのメンテナンスが必要です。
そのため、メンテナンス費用もかかります。
設置するのにコストがかかる
ベランダを設置する時には、防水対策や排水設備・雨樋などの設置もしなければいけないのでその分、コストがかかります。
最後に
今回は、ベランダのメリットやデメリットをご紹介しました。
ベランダを検討する時には、明確な使用目的がはっきりしていることが大切です。
メリットとデメリットをよく考慮して、検討してみてください。