見習い大工の内田です。
先週は障子の紙張り、床のワックスがけ、単板貼り、と色々やっていましたが自分は今ベッドづくりに取り掛かっています。
今回はそのベッドについて紹介したいと思います。
どのようなベッドかといいますと、前と後ろに柱がありその柱と柱をつなぐように貫がさしてあります。
前の足は後ろよりも長くなっており、前の柱の先にも貫があるような形です。
これに真ん中に支えとして一本入れ、四方内側にも支えを入れその上にスノコを入れるようになっています。
貫の下には収納箱が入るようになっています。
作業途中の写真です。
前回最後に紹介した追入れ鑿を使って作業しています。
下小屋で組み立ててしまうと現場に入らなくなってしまうので、仮組だけして現場ではただ組立られる状態にまでしておきます。
全部で五つベッドをつくるのですがまだ一つしかつくれていません。
一つ目のベッドは全部短ホゾでつなげたのですが、ホゾが短かったため少し寄れるてしまいました。
親方に聞いたら短ホゾで四方を上手いことくっつけることは難しいので、内側と下側はホゾを切らずにそのまま入れた方がいいと言われました。
少し分かりにくいかもしれませんが簡単に書いてみました。
今回の短ホゾは左のやり方で親方が言ったやり方は右の方です。
右のやり方の方が時間もかかりませんし見た目もきれいになると思います。
二つ目をつくるときは親方が言ったやり方をしてみたいです。
残り四つをつくっていくうえで、駄目なところは改善していき精度を良くし作業ペースも上げてつくっていきたいです。