見習い大工の内田です。
先週で鳥越の現場も終わり無事引き渡しも終わりました。
ベッドの組み立てももちろん終わらせてます。
今週からはRⅭのリフォームの現場になります。
当たり前ですがRⅭは木造とは進み方が違うのでまた覚えないといけないことが増えてきます。
東京だとリフォームとなったらRⅭの現場が多くなってくると思うのでRⅭもきっちり学んでいきます。
話は変わり少し前のことになりますが「わざわ座」のこども椅子を作りました。
今回の椅子は高さが400で幅が約300程度のものになり結構小さいものになります。
そして今回は足が倒れている物でした。
説明が大変なので完成したものをのせますが後ろの足は両方に開いており前の足は両方に開いてさらに前に倒れている物になります。
後はその足に合わせて面材を貼るだけで完成になります。
材は全て杉で作り基本的にホゾ組みでつくりました。
横から見た足がこのような形になっておりここから左右繋げたときに倒れるようになっています。
この写真はまだホゾの調整の写真なので足をわざと伸ばして作っています。
調整が終わってからそれに合わせて足をきちんと切り落とします。
この足の転び方をされるともらった図面だけだと少し分かりにくい所があったので自分で1度原寸図を書いてから寸法を直接取って加工しました。
見にくいですが足の下敷きになっている物が原寸図になっています。
今回でわざわ座の家具を作るのは3回目ですが毎回図面を読み解くのに時間が掛かっている気がします。
大工としての技術は前回つくった時よりは上り前回よりも綺麗に出来ていると思いますがわざわ座の家具をつくる時はもっと時間がある中で作りたいものです。