見習い大工の内田です。
前回母屋を墨付けして刻みは小屋をやっていましたが小屋、母屋の刻みまで終わりこれで横架材は全て刻み終わりました。
横架材が終われば次は柱の墨付けになります。
柱は管柱が96本通し柱が8本になります。
柱の墨付けは梁とは違い長さとホゾの向きを書いておけば後は機械でホゾをつくるので墨付けもどんどん進んでいきます。
柱で気を付けないといけないのは柱の上下になります。
柱が育っていた時の下を元、上を末といいこれが柱を立てたときに逆になることを逆さ柱といい昔から縁起が悪いとされます。
なので1本1本柱の杢目を見て上下を間違えないように墨付けをしています。
機械を使うのでホゾ取り作業もどんどん進みます。
通し柱も墨付けが終わりました。
通し柱は機械を使えないので手でホゾを取ります。
柱の加工も終わると墨付け刻み作業は全て終わりになります。
刻みが終わったので土台を敷きに現場に行きました。
土台は何事もなく敷き終わったので一安心しました。
今週に建前があります。
墨付けがあっているのか心配で緊張しながら建前の準備をしています。