こだわりの造作キッチンのある狭小3階建て上野桜木の家
データ
東京都 台東区 上野桜木
準防火地域 第三種高度地区
木造3階建て 準耐火構造
敷地面積:79.24㎡(23.97坪)
1階床面積:40.99㎡(12.4坪)
2階床面積:40.99㎡(12.4坪)
3階床面積:38.50㎡(11.65坪)
延べ床面積:120.48㎡(36.45坪)
構造:木造軸組工法
外壁:ガルバリウム鋼板
屋根:ガルバリウム鋼板
軒裏:杉化粧野地板表し 厚み36㎜
木曽ヒバ屋根垂木表し
断熱データ
外壁:高性能グラスウール16K 105㎜
床:ジュピー 60㎜
屋根:ネオマフォーム 100㎜(屋根断熱)
概要
都内の変形した狭小地に建てられた木造3階建ての二世帯住宅。
通常、都内で建てる木造3階建ては柱や梁を石膏ボードで耐火被覆しなければならないので、構造の柱や梁を化粧で見せることはできませんが今回は、燃えしろ設計にて、3階の天井の構造材の梁を表しにしています。
リビングは2階に配置することで日当たりの良い明るいリビングになりました。
2階リビングの一角には小上がりの畳コーナーを設置して和の雰囲気でくつろげるスペースになっています。
壁の内装材には調湿効果や脱臭効果に優れた自然素材の塗壁である珪藻土を使用しているので快適に過ごすことができます。
天井には杉の羽目板、フローリングは無垢のタモを使用して木に囲まれた空間になっています。
この家の一番のこだわりポイントは大工手造りの造作キッチンです。
引き出しやカウンタートップに至るまで無垢材のタモを使用して大工が手作りしたお施主様こだわりの造作キッチンになっています。
他にも、作り付けの造作家具やタモのダイニングテーブル、ヒノキの卓袱台なども無垢材を使用して大工が造り上げたものになっています。
また、畳コーナーの下は小上がり部分をすべて利用した収納スペースになっていたり、階段下トイレや小さいスペースを利用して造られた収納など、土手加藤が得意とする都内の狭小地でも快適に暮らせるためのアイデア満載の3階建て住宅になっています。