造作家具で収納充実の木造耐火3階建て 本郷の家
データ
東京都 文京区 本郷
防火地域
木造3階建て 耐火構造
敷地面積:78.17㎡(23.7坪)
1階床面積:48.89㎡(14.8坪)
2階床面積:45.54㎡(13.8坪)
3階床面積:38.92㎡(11.8坪)
延べ床面積:133.35㎡(40.3坪)
構造:木造軸組工法
外壁:そとん壁 かき落とし仕上げ
屋根:ガルバリウム鋼板
断熱データ
外壁:高性能グラスウール16K 105㎜
床:ジュピー 60㎜
屋根:高性能グラスウール16K 105㎜+105㎜(天井断熱)
概要
文京区本郷の敷地面積23.7坪の狭小地の老朽化した2階建てを3階建てに建替えをご検討していました。
建替えをするならば木造の家にしたいと思っていたお施主様。
弊社のコンセプトハウスにご来場いただいた時に、実際に木の家を体感されて、弊社の木の家づくりを気に入っていただき、木造3階建てに建替えをすることに決まりました。
こちらの地域は防火地域内のため、3階建てを建てる時には耐火構造になります。
お施主様がこだわった、そとん壁を使用した外壁や造作家具で収納が充実した木造耐火3階建て住宅になっています。
お施主様のご要望
お打合せをしていく中で以下のようなご要望がありました。
内装材や外壁材にこだわりたい
以前のリフォーム時に壁のクロスの張り替えを行ったのですが、クロスが合わず、木の質感に合う、塗り壁にしたいとのご要望でした。
また、自社のコンセプトハウスに来た時に外壁の「そとん壁」を見て大変気に入り、外壁材はそとん壁にしたいとのことでした。
家具を造作にして収納を充実させたい
建替え前のお住まいでは、収納が不足して悩んでいたお施主様。
弊社が得意とする造作家具を気に入っていただき、家具やキッチンを造作にして収納スペースを確保したいというご要望がありました。
狭小地でも快適に暮らしたい
敷地23.7坪の狭小地でも快適に暮らしたいというご要望をいただきました。
ご提案プラン
お施主様からのご要望をもとに以下のプランをご提案しました。
内装材は「珪藻土」の塗り壁・外壁材は「そとん壁」
壁や天井の内装材には木と相性の良い自然素材の珪藻土の塗り壁にしました。
珪藻土は調湿機能や消臭機能に優れているため、カビやダニの発生を抑えてくれて、気になる臭いも防いでくれます。
外壁材はお施主様がご希望された自然素材の左官材であるそとん壁にしました。
そとん壁は防水性や透湿機能に優れていて、上品で落ち着いたデザインが魅力です。
家具やキッチンを造り付けの造作に
2階リビングには木曽ヒバを使用したテレビボードやナラのワークスペースなど造り付けの造作家具を多く設置して、収納を充実させました。
また、キッチンもサイズや仕様をお施主様のご希望に仕上げた、こだわりのオーダーメイドキッチンになっています。
狭小地ならではの工夫
狭小地では、無駄なく空間を有効活用することが大切です。
畳コーナーの小上り部分の空間を利用して収納スペースにしたり、階段下を有効活用してそこにトイレを設置しました。