見習い大工の内田です。
前回ブログで窓枠について書きましたが今回はその続きからになります。
前回枠の部合わせまでやり現場に来ました、現場に来たら始めに材料の幅を丸ノコで落としていきます。
下小屋で幅は落としても良かったのですが一応落としたものを窓枠に入れてみて確認したかったので現場でカットしました。
幅を決めたら次はボードシャクリや障子溝を掘っていきます。
ボードシャクリとは窓枠とボードを絡ませて固定させられるようにするために掘る溝です。
ボードシャクリが終わったら次はアングルピースのシャクリと障子溝を掘ります。
アングルピースも障子の溝も掘り終えました。
ここで確認しながら加工していたら1枚接ぐのを忘れていた材料がありました。
ハタガネを現場に持ってきてなかったので木を使って接ぎました。
クサビをつかって接ぐやり方です。
ハタガネと同じようにきちんとは接ぐことが出来るのですが一個接ぐのに時間が掛かってしまうのでハタガネがあるならハタガネを使って接ぎます。
全ての材料の溝が掘り終えたら次は仕上げ作業に入ります。
かなりの枚数があったので仕上げに時間が掛かってしまいました。
杉の白太は仕上げにくく何度もカンナの刃を研ぎなおしました。
仕上げが終わったら加工組立に入ります。
自分は3階の組み立てをやりました。
2、3階の窓枠は全て入りました。
枠の周りの木は2重貼り目のボードが枠に絡んでくるのでその下地になります。
窓枠が終わったら次はドア枠の加工に入るのでまた下小屋にもどってきての作業のなります。