お部屋のインテリアの印象を大きく変える床材。
その床材に無垢フローリングを使用することで木のぬくもりを感じることができる温かい雰囲気の住まいにすることができます。
そして、無垢フローリングは定期的なお手入れをすることが大切です。
そこで今回は、無垢フローリングのお手入れのポイントを5つご紹介します。
1.普段のお手入れは乾拭きが基本
無垢のフローリングは水分や湿気を多く吸収すると割れの原因になります。
ですから、普段のお手入れは乾いた雑巾での乾拭きや掃除機をかけるのが基本です。
無垢フローリングにとって水は大敵ですから、もし水を床にこぼしてしまった場合はなるべく早く、乾いた雑巾で小まめに拭くようにしましょう。
2.ソースや油の汚れ、クレヨンやペンの汚れは?
ソースや油などをこぼしてしまった場合は、なかなか落ちにくい汚れなので台所にある中性洗剤をぬるま湯に溶かして、固く絞った雑巾で拭いてください。
食べ物などをこぼしてしまう他にも、クレヨンやペンの汚れも気になりますよね。
特に、小さいお子さんがいらっしゃると床にクレヨンやペンで落書きをしてしまうなんてこともありますよね。
クレヨン、水性ペン、油性ペンなどはベンジンを布につけて手早く拭いてください。
また、油性ペンは汚れてすぐであれば、消しゴムで落ちる場合もあります。
3.頑固な汚れやキズは削る
頑固な汚れやキズがある場合は、その部分を削ってしまいましょう。
まずは汚れている部分に目の粗い紙やすり(サンドペーパー)をかけて汚れを削り取っていきましょう。
汚れが目立たなくなったら、次は目の細かい紙やすりで表面を滑らかに整えます。
そして今度は紙やすりをかけた部分にワックスなどを塗って仕上げます。
なるべく、そのフローリングに使われていたものと同じワックスを使うことをおすすめします。
4.薬品のついた雑巾やモップは使わない
化学薬品のついた雑巾やモップを無垢フローリングに使用すると黒ずみや色むらの原因になってしまいます。
ですから、薬品のついた雑巾やモップはなるべく使用しないでください。
ただ、無垢フローリング用のものもあるのですが、無垢材の種類によっては傷んでしまう場合もあるのでよく確認してから使用するようにしてください。
5.ホットカーペットの使用は避ける
ホットカーペットを無垢フローリングの床に敷いて使用すると下に熱がこもりやすくなってしまい反りやひび割れの原因になります。
ですから、無垢フローリングにホットカーペットの使用はなるべく避けた方がいいでしょう。
ただ、どうしても使用したい場合はホットカーペットの下に断熱マットを敷いて使用するようにしてください。
最後に
今回は、無垢フローリングのお手入れのポイントをご紹介しました。
無垢フローリングは長く使うことで無垢材独特の味のある風合いを楽しむことができます。
そのためには、日々の小まめなお手入れが大切ですよ。