見習い大工の内田です。
浅草の断熱リノベーション現場では先週、一度下小屋に戻り窓枠と入り口枠の加工をしていました。
今回の枠は窓枠が桧と杉で出入り口と物入れなどの枠は全て桧になっています。
物入れの数が多いのでリノベーションの割には枠の数が多くなっています。
手押し鉋でクセを直し矩を出しプレーナーで分を合わせます。
分まで合わせ終わったら現場に戻り溝の加工になります。
今回は窓枠の方に全て建具が入る形になっています。
リノベーションで1部窓自体は前の物をそのまま使うのですがあまり断熱性能が良くないので建具を入れることで少しでも断熱をとるようにしています。
なので溝の数も結構な数あり加工も大変です。
溝の加工が終わったら仕上げに入ります。
現場では材料を立てておいているのですが前回枠の仕上げの時に木口の面を取らないで仕上げたら砂が噛んでいて鉋の刃がすぐ駄目になってしまったので木口の面はきちんととってから仕上げます。
今回の枠は杉があまりないので鉋仕上げもすぐ終わりそうです。
枠の加工が終わっても框やキッチンのニッチの加工等まだまだか加工は残っています。
自分が加工している間に親方が組み立て等をやっています。
このように溝が付き後から建具を入れます。
建具が枠に少し入り込むように加工しているので枠を組み立てるのに少し苦労します。
自分も今の加工が終わったらいったん組み立てに入ります。
組み立ての数もあるので組み立ても苦労しそうです。