見習い大工の内田です。
台東区池之端新築の刻みは柱、大入れ、床盤の加工まで終わりました。
これで一応建前に必要な材料の加工は全て終わりました。
柱は小屋束、通し柱を除いて計107本あります。
柱でだけで積み上げても結構な高さがあります。
柱のホゾは機械を使って取っていきます。
上の写真の様に柱をセットして後ろにあるレバーを下ろすと刃が下りていきホゾが出来るようになっています。
後はホゾの面を取れば柱の加工は終わりになります。
柱の上に乗る梁によっては柱を少し加工しないといけない物もありますが基本機械で出来るのでどんどん終わっていきます。
通し柱は9本あります。
通し柱のホゾは機械を使うにも反対に柱を回したりと大変なので手でやりました。
ここまで刻みが進んでくると下小屋の半分以上が材料置き場になってきて作業するスペースが無くなってきます。
柱を終えると残っていた大入れの加工をして次に床板のベニヤの加工をしました。
床板の加工は親方がやり自分は建前に必要な道具や材料の準備などをしてました。
昨日は現場に行き土台をひいてきました。
建前に向けて着々と準備ができています
建前は来週に控えています。
土台が引き終わったので建前に向けて材料の運搬などしていきます。
台風がきており少し天気が心配ですがせめて建前の日は晴れてほしいです。