見習い大工の内田です。
現場に戻り建具の取り付けをしました。
大きい出入り口の建具から入れてきます。
溝の加工をして建具の傾きを大雑把に調整して入れ込み、鉋で削って調整して枠と隙間がない様にします。
調整が終わったら一回建具を取り外し手掛けを掘ります。
今回の手掛けは上の框から下の框までの間を突き通す様にしました。
この手掛けの方がお客さんが好きな位置で手掛けを使えるのでいいと思います。
家具の建具も障子も同様に全て入れ終えました。
障子は調整で鉋で削りすぎるとすぐにわかってしまうので慎重に調整しました。
これですべての建具が入りました。
他には階段の手摺りも取り付けました。
長さがあったので真ん中で継ぎ、継ぎ目には目透かしを入れました。
手摺りの幅は60㎜×25㎜にして上下ともに丸く削り握りやすい様に加工しています。
左は落下防止柵として同じ様に上だけ加工して取り付けてあります。
こちらは幅が90㎜×25㎜で加工しており始めはこちらの大きさの物を使う予定だったのですがお客様に試しに握ってもらった所少し握りにくいとの事だったのでサイズを小さくして握りやすくしたものを壁側に取り付けました。
階段の一段目に噛ませるように丸太を立てているのですが丸太と落下防止の柵との取り合いが難しかったです。
これで残りの仕事は内部は単板や金物類、外部は雨戸の面材とウッドデッキになりました。
内部は細かい仕事がまだ残っているのでい一つ一つ潰していきます。