見習い大工の内田です。
台東区鳥越の木造耐火3階建て新築工事の現場レポートです。
先週、胴縁を打っていることを書きましたが胴縁はほとんど打ち終わり、残りは板金屋さんとの絡みになってくるのでいったん終わりにして次の作業に入りました。
今回は縦胴縁のビスが外れてしまった時に中で確認できる様に壁断熱は胴縁の後にしていました。
胴縁を打ち終えたら次はサッシ上に庇を取り付けました。
庇は胴縁の利かせるのではなく建物内の下地に効かすので胴縁の前にやるものなのですが先に庇を取り付けてしまうと足場の移動が大変になってしまうので胴縁の後の取り付けました。
庇はサッシの上に木をかませて庇をその上にのせてビスで打っていくだけです。
一応勾配がきちんとついているか水平器で確認して勾配が付いていなければ後ろに防水テープをかませて勾配を付けます。
ビスを打ったところは防水テープをはりビス穴を塞いでおきます。
そのあいだ親方は玄関の庇を施工していました。
玄関の庇は始めはこの壁から下がっている幅広の木の部分までボードが落ちてきてそこから木が出てくる形でしたがそれだと庇が持たないので一段後ろの壁まで下げそこから出す形なりました。
そういうところのどうやったらより持つのかは大工として常に考えていないといけない所だと思います。
中の作業に入ります。
内部は壁の断熱を入れています。
グラスウールを使っているのですが相変わらずこのグラスウールはチクチクして腕がかゆくなってきます。
耐火構造なのでスイッチ周りはより気密の高い断熱材を使用します。
この後は気密シートを上にはりその上にボード張りになります。
今回も気密検査が入るので良い数値が取れるように前回の反省を生かして行きたいと思います。