見習い大工の内田です。
下小屋では残っていた柱や床ベニヤの加工も終わりました。
自分は主に柱の加工をしていました。
柱の加工は基本的にはホゾ取りという機械を使ってホゾを取っていくだけです。
上に乗っかる梁が大きい場合は柱をその分だけ落としボルト用の穴を空けるように加工することもあります。
ホゾ取りはこの写真には乗っていませんが左側にあるローラーの上に材料を乗せて滑らせてこのホゾ取りの定規に合わせてレバーを下すと刃が下がりホゾが取れるようになっています。
これを上下同じことをしてホゾ取りは終わりです。
ホゾを取ったら面を取ります。
自分は面取りは鑿でやっていました。
この時にホゾ取りで取り切れてなかった部分も鑿で取っておきます。
これを取り忘れると柱が最後まで入りきらないので忘れないようにします。
これは小屋束の加工の写真です、梁の上に載っている物も切って小屋束になります。
長いものはホゾ取りで簡単に加工できるのですが短いものになるとホゾ取りで取るのに墨が合わせずらく時間が掛かってしまいます。
面取りも面を取る時に安定しないので上に重りを乗っけてやっていました。
昨日まででほとんど終わり明日には土台引きがあり4日には材料の搬入をします。
なので4日までの2日は鎌の調整等になってきます。
建前は来週の8日にあります。
毎回建前はてんぱっているので少しは落ち着いて取り組みたいと思います。