見習い大工の内田です。

台東区鳥越の耐火木造3階建ての現場では今ボード貼りをやっています。

何度も書いていると思いますが耐火木造3階建ては構造材を囲うように中と外部に21㎜ボード2重貼りになります。

1重目と2重目は継ぎ目をずらして貼っていかないといけません。

角もずらして貼っていかないといけない為壁の1重目が終わったらそのまま2重目に入るのではなく天井に入ります。

なので壁1重目が終わってから天井野縁を組みます。

今回のサッシ枠も天井いっぱいに来るため2階と3階のサッシは周りのボードと野縁の絡みが大変になってしまっています。

図で説明すると上の写真の様になるのですがサッシの上部分が1部3重に貼らないといけないようになってしまいます。

ちなみにサッシ上のボードが1重なのはこれは気密の問題で梁までボードを張らないと気密シートの効果が出ないので貼っているだけで気密を取らなければこの野縁までボードが貼ってあれば問題はないです。

これは前回のサッシ上の部分の写真です。

写真の方が分かりやすいと思いますがサッシ上だけ野縁がややこしくなってしまいます。

ちなみにこれは2階のもので3階は天井ボードが1重だけなのでもう少し細工が楽になります。

3階の間仕切り部分です。

前回ここは外部周りではなかったので野縁上でボードを貼るのをやめていたのですがそれだと梁からボードの間に隙間があり前に書いたように空気が抜けてしまっていたので今回はきちんと梁までボードを上げて気密を取っています。

今は階段を先にかけて足場をよくしたいので階段周りのボードを貼っています。

壁の2重貼り目は縦張りでタッカー止めなのでどんどんボードが無くなっていきます。

ここから床天井とまだまだボードが必要になってきます。