見習い大工の内田です。
浅草の断熱リノベーション現場では先週駐車場と内部との壁を解体しました。
解体自体は午前中には終わりその後無事外部の囲いも終わり戸締りもできるようにしました。
結構広いスペースが取れるようになったのですが元からある基礎が邪魔で行き来するのが結構大変です。
外部はサッシが来るまで後にして内部の土台、大引引きをやっていきます。
基礎にアンカーを打ち付けボルトを使い土台を固定します。
この土台の上に束を立て束の上にもう一度大引がのる形になります。
下の土台を105角にしたのは土台と束の振れをより無くし丈夫にしてフローリングでの音鳴りを防ぐ為です。
土台は外回りと間仕切りの下に回し他の所は鋼製束で処理します。
外回りの大引が引けたら約910ピッチにも大引をおとしていきます。
間がきれいに910ピッチではないので場所場所で大きさが変わってきます。
間の大引も落とし込んだら次は大引間に断熱材を入れていきます。
断熱材がおちないように受けを打っておき隙間がないように断熱材を入れます。
断熱を入れ終えたら上に24㎜ベニヤを打ち付けます。
これでとりあえず歩きやすいようになってきます。
あとでベニヤとベニヤの継ぎ目には気密テープを貼っておきます。
まだ途中ですが床断熱までやってくると外と中との気温差がハッキリわかるくらいには変わってきます。
断熱性を上げる為にも気密にもしっかりと気を使って作業していきます。