見習い大工の内田です。

文京区本郷の現場は床オスモかけも終わり内部は無事終わりました。

外構の方は後、道路側の塀の所にドアの取り付けがあるのみです。

これは造園をやっていた時の写真ですが樹が入ると外観はガラッと変わって来ると思います。

さて今自分は下小屋の方で刻み作業に入っています。

今回は今までと比べてかなり早く刻みに参加できていると思います。

今回の墨付けは親方ではなく眞利子さんがやっています。

墨付けが初めてということもあり親方が穴掘りをしながら墨を確認しています。

なので自分は主に鎌や蟻などの加工をしています。

今はすでに土台が終わり梁は後少しで終わり残りが柱と床ベニヤになってきます。

梁は米松を使っていますが米松はとても固く刻んでいるとノミがかけていってしまいます。

なので一服の時はだいたい鑿を研いでいます。

最近は気温も暖かくなってきて研ぎものをするにはやりやすい気温になってきました。

今は刻みなので叩きノミを使っているのですが叩きノミは大入れ鑿に比べ硬いので1本研ぐのにどうしても時間が掛かってしまいます。

ダイアで砥石を直しながら研いでいるのですがダイアで直しながらやっていると砥石がガンガン無くなっていき後少しで中度が使えなくなりそうです。

研ぎも少しはうまくなったこともあり前回よりはかなり叩きノミも切れるようになっていきました。

明日には下小屋の方に柱が入ってきます。

今日中に残っている梁関係は終わらせておきたいです。