見習い大工の内田です。
先週から続き建具の加工をしていました。
家具のたてぐも建具も一緒に作っていきます。
桧や杉はホゾが少しきつくても入っていくのですがホワイトオークは硬くホゾがきついとまったくはいっていかないのでホゾの調整に時間が掛かってしまいました。
今回からホゾの長さを長く取りより建具が狂わないようにしました。
面材もクセを取り反りを無くして加工して接ぎ合わせているのですがクセをとっても板を薄くしていくとどうしても反っていってしまい框の方に入れて組み立てるのに苦労しました。
ホワイトオークで上下接ぎ板の建具は5枚あります。
この形になると上がカーボンの物より組みにくくなるので組立にも苦労します。
家具の建具も作り終えたら次はキッチンの収納の建具と引き出しの面材を作りました。
面材はキッチンがホワイトオークでワークデスクはウォールナットでつくります。
キッチンの面材は杢目を合わせて作ることにしました。
杢目を合わせて作るとなると1か所ごとに分けて接ぎ合わせが出来ないので全てを接ぎ合わせてから箱に合わせて加工する形になります。
長くしないといけないのでこれもクセ取りが大変でした。
今日から現場に戻り建具を吊り込みに入ります。
堅木の建具の調整は時間が掛かりそうです。